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古いものが一番上、新しいのが一番下です。

99/11/5 滋賀行き

 いささか不完全燃焼の大阪旅行が終わって、気分はあまり晴れない。だから、というわけではないが、半ばやめるつもりでいたキャンディード旅行に行くことにした。聞けばチケットの売れ行きがよくないらしい。

 滋賀のクラシック人口がどんなものか知らないが、地方のホールがこうした企画を打っても黙って客が入るような状況ではない。実家の大分で「アルゲリッチ音楽祭」という企画があるが、話題の割に客の入りはそうでもなく、あらゆるコネクションで動員がかかっているのを見れば、がんばってる人たちにこう言っては申し訳ないけど、やむを得ないかな、と思う。 (でも東京方面もイマイチ、って聞いたぞ。プロモーション、ちゃんとやってる?)

 とか何とか考えてて、結局行くことに決めた。いい訳がましいことを書いたけど、すべては後から付けた理由。

「おもろいもんを見に行く」

これが最大の動機だ。

 文句あるか(喧嘩売ってどーする^^;)。


99/11/7 ホークス優勝パレード

 ホークスの優勝パレードを見るために博多まで行く。小倉でも見られたけど、その時間は目がさめたばかりだから行けるわけがない(苦笑)。

 その前に散髪。よく考えたら前に散髪したのはPMFの直前だ。わははははー、少しは考えなさい>おれ。

 博多駅横の紀伊国屋書店で「カンディード」探し。棚にないので店員に聞いたら検索して、「品切れで、重版予定なしだそうです」とのこと。あーあ。帰ったら「ゆたか会」に投げておこう。

 下の階の山野楽器に行くが、ここも空振り。博多駅に戻って「工藤やめるな署名」を探すがこれも空振り。時間がないのでアクロス福岡へ。

 20分ほど前だったが、もう黒山の人だかりができている。生中継もあるので、中継車の周囲にはあちこちの会社ののぼり。近くの毎日新聞ビルには他のマスコミが陣取り、上からは短冊状の紙切れがヒラヒラと舞っていた。なにか書いてあったようだけど、クイズでも書いてあるんやろか。

 便乗しようとしたのか、コピー用紙を何枚もつなげた垂れ幕に「祝優勝」と某メーカーのロゴ。しかし、ビル風に煽られて5分持たずに半分に切れて落下。観衆からため息混じりの笑いが漏れた。

 パレードの時間が近づくにつれて、のぼりやファーストフードのびら配り、バラエティー番組のインタビュー、便乗組の数も増えてきて、彼らの行動を見てるのもまたたのし。

 15時45分。花火があがった。観衆から拍手。みんな道路際へ押し寄せる。紙ふぶきも増えてきた。さっき垂れ幕に失敗した会社も紙ふぶきをまいている…よく見たら紙ふぶきとちゃうやん、なんかすずめの巣みたいなのがふわふわ〜って、

おーい、それシュレッダーダストやないかー!

まったく、なんちゅう会社や。

 パレードについてはニュースで報道された通り。でも工藤が前を通っても「やめるな」なんて言う余裕はなかったす。おしくら饅頭の中、手を振るのが精一杯。他の人も似たようなもん。

 パレードが通りすぎると、車道に人が溢れ返った。警官も止める気配なし。止められっこないけど。それにしても、余りに人が多くてそこら中混雑してるので、一瞬、帰れるか心配になった(苦笑)。こんなに混んでることなんか滅多にないもんね。

 ひきつづきキャンディード探し。タワー、HMVと回るが、結局2曲ほど入ったCDを見つけただけ。ま、いいか。

 帰宅して、「カンディード」をBOOKWebで検索したら、やっぱり品切れ。ちょっと頭を切り換えて「ヴォルテール」で検索したら、なんと、あった。「ンディード」で今月重版とのこと。書きかけだった掲示板への投稿に付け足す。

追記:
 日記をアップするために再度調べたら上記情報が消えている! でも重版されているのは間違いなさそう。岩波のサイトから購入できる。BOOKWebでも品切れ表示が消えていた。(99/11/19)


99/11/8 YPC on TV

 とある人から7月のヤング・ピープルズ・コンサート(YPC)のオンエア版(10月に関西ローカルで放映)をいただいていたので、今日になってやっと見た。

 プログラムそのものは非常に面白かった。2回分を一気に見たけど、あまり時間を感じなかった。それから、ロビーに楽器を置いて自由に触らせるのもいいと思った。正直、うらやましいとも思った。行ってたら、子供から楽器を取り上げて遊んでたかもね(^^;

 ただ、気になったところもある。

 佐渡さんのトークに、あまり余裕がなかった。客として見てると話の中身よりも「なんかしんどそう」なところに注意が向いたり、ワンフレーズ振って話に移るときに雰囲気がうまくつながらなくて戸惑ったりしそうなところがあった。実際、観客がざわつきそうなところもあったから、会場にいればそのことはわかっただろう。もう一拍、間(ま)を置いたり、アシスタントの司会者を置くことで良くなった部分があるのではないか。

 この頃過労で倒れたと言うから、心身ともに余裕がなかったのかもしれない。

 あ、いや、ただ文句が言いたいんじゃないのね。少なくとも、ぼくが大金持ちになって「YPC? いくら欲しいの?」と言って白紙の小切手を差し出せるようになるくらいまではこの企画をやっててもらいたいやないですか。そのためには、改善できるところは改善してもらわないと。それが何年後かはわからん(^^;

 そういうことです。


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