サドラーの皆様、こんにちは。
以前、2011年ベルリン・ドイツ交響楽団ツアーの際、「千秋楽を聴いたオジサン@札幌」として少しカキコさせていただきましたオジサンです。
毎年PMFを楽しみに足を運んでおりますが、昨日のピクニックコンサートで札幌の全日程を終えました。札幌からのカキコがあるかと思い覗いてみたのですが、残念ながらまだありません。それで13年ぶりのPMFでの佐渡さんの登場に関心も高いと思いますので、つたない報告を少々させていただき、明日からの大阪、名古屋、東京でのPMFオーケストラ演奏会に出かける際の参考にしていただけたら幸いです。
小生はピクニックコンサートは行っておりませんので、前日のGALAでのプログラムCの模様をお伝えいたします。
演奏はバーンスタインのキャンディード序曲から始まりましたが、
佐渡さんは「水を得た魚」状態で、実に活き活きとした演奏となりました。これまでPMFでは何回か聴いているのですが、こんなビビッドな演奏は初めてでした。
チャイコフスキーでは一転慎重な指揮でソロを引立てます。
あわせモノも佐渡さんはさすがです。
しかし、なんと言っても注目はショスタコーヴィチです。
ベルリン・フィル定期でも取り上げただけに、期待は大きかったのですが、期待はまったく裏切られませんでした。こんな精緻にして豊麗な響きは望むべくもない、というくらい圧倒的な名演でした。マゼールが企画したプログラムだったのですが、まるで佐渡さんのためにあったのかのようです。大ホールからはブラボーと万雷の拍手。起立される方も多く、佐渡さんも何度も拍手に応えてくださいました。
PMFへの13年ぶり凱旋公演は大成功!!
来年以降の登場も期待したいところです。
GALA終了後耳にした感想でも明日(ピクニックコンサート)も絶対期待できるという声がありました。野外ではどうだったんでしょう。
明日以降はホールでの公演ですので、参考になれば幸いです。
失礼いたします。