佐渡さんの演奏会ではないですがウィーンには2回行きました。
いとしのルートヴィッヒを訪ねて、くまなく巡りました。
パリ経由でウィーンに入るとひとまわりこじんまりしていて、人もゆっくりとしている感じで、楽しい思い出ばかりの大好きな街です。
ムジークフェラインは響きはすばらしかったですが、客席は座り心地のよくない狭さや木の椅子のところもあります。ステージもあちこち傷ついたような木で奏者の椅子も古い木製、ニューイヤーコンサートのきらびやかさは主に花の飾りなのですね。でもそれもよい響きの原因のひとつなのかも。オペラ座も空調がないのか6月初めの暑い日はちょっと。
劇場スタッフ(特に兵庫芸文)も含めて環境対応は日本は格段に良いのでついそんなところに目が行ってしまいました。
歴史に裏打ちされた音楽の聖地という価値は計り知れないウィーン。
初めての食事が山盛りのザーサイだった佐渡さん。ポストを得てされるご活躍を応援しています。わたしはコインロッカーの小銭のためのファストフードでしたが。
ちなみに映像では街中の観光馬車が有名ですが、2度目の時公園横から中心街に向かうと馬車(というか馬)のなつかしいにおいがしてきて、ああウイーンだと思う、ちょっと他ではない特徴もあります。