[No.9645]
JAPAN TOUR 2016 最終日
投稿者:まっつぁん
投稿日:2016/05/29(Sun) 23:11:56
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トーンキュンストラー凱旋公演、
最終日、芸文行って来ました。
演奏も、ホールを包む雰囲気も、
つくづくと、よかったです。
3月に発売された「英雄の生涯」のCDを何度も聴きながら、
トンキュンの音は、行く前から期待していました。
そして、今日聴いた生音は、やはり期待以上でした。
ハイドンからこの人数で、
この分厚さと豊潤な響きは、何なん!!
これぞ、ウィーンの音って感じでした。
アリス=紗良・オットさんとのピアノ協奏曲は、
ピアノに聞き惚れ、オケにしびれ、協奏に酔いしれました。
アンコールの佐渡さんの娘さんにも贈られた「エリーゼのために」。
アリスさんが弾くと、おなじみの曲に、
また、新たな命が吹き込まれたようでした。
ラストのブラームス4番。
聴きたかった大好きな曲。
この1週間行き帰りの車でCDを聴いていました。
月曜日はカルロス・クライバー、火曜日はジュリーニ、
水曜日は小澤さん、木曜日はザンデルリンク、
金曜日はバーンスタイン、土曜日は休んで、
今日は会場に向かいながらダニエル・ハーディング。
できるだけ隣り合う日で演奏の振幅が大きくなるように聴いて、
今日のコンサートに。
ブラームス4番は、就任以来、トンキュンと、
もう10回以上は演奏してはるのかな?
佐渡さんとオケの呼吸は、ばっちり。
ハイドンの時点で驚かされていた音が、
また格段に分厚く豊かになり、
ただただ、圧巻の演奏でした。
ブラ4のCD化をぜひぜひ切望します。
アンコール。「ピチカートポルカ」と「雷鳴と稲妻」。、
まるで、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのよう。
事務の方のフルート出演、そんなところがやっぱり佐渡さんやなあ。
あとの予定が迫っていたため、
終わると同時にホールを出て、サイン会にも並べず、
感動を佐渡さんに、お話しできなかったことだけが心のこりでした。
でも、本当のしあわせに包まれた最高の演奏会でした。
ジャパンツアーの大成功、本当におめでとうございます。
佐渡さん、団員の皆さん、スタッフの皆さん、
大きな感動をありがとうございました。